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石垣島レモン

「石垣島レモン」のオーチャードの森
とり木
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    トロピカルガーデンでは、苗木作りで忙しい年末です。
    果樹の師匠は、お友達から紹介された石垣島の北部に住むIさんです。Iさんは87歳、とても元気です。初めて会った日に、ジャングル農園を案内していただきました。歩くのがすごく早く、ついて行くのがやっとです。こんなに元気な87歳のおじいさんだと最高ですよね。

    ジャングルの中に様々な果樹を植えているのでジャングル農園です。Iさんは、サイパン生まれ、サイパンからテニアン、満州で終戦を迎え、シベリア抑留と波乱万丈の人生です。話を聞いていると、あっという間に2〜3時間過ぎてしまいます。
    石垣島に住んでからは果樹一筋。果樹の生き字引です。ジャングル農園は、農薬も除草剤も使わない様々な果樹、まさに宝の山です。
    そんな植物の中でも、今回は、害虫に強く農薬を使わなくて済むレモン、マイヤーレモンのとり木を教えていただきました。

    レモン
    とても年季の入った手です。
    年月の星霜が手のしわに刻まれています。
    このように年をとりたいものです。

    当初要領が悪く、遅々としていましたが、やっているうちにだんだんと要領が分かってきます。Iさんのとり木の方法は、どんな本に載っていない独特のものです。詳細は公開できません。ご容赦下さい。

    ジャングル農園のマイヤーレモンは、ハワイから種を送ってもらい育てたそうです。海のミネラルと太陽の光で育まれたレモンは、皮も薄く、とてもジューシーです。

    今後、バンシロウ(ガバァ)のとり木を行います。生食用の島ガバァは、とても美味しい健康果樹です。石垣島の名も知られていないマイナーな果樹は、本当に美味しいものが多く、来年は、熱帯果樹の本格栽培をスタートさせます。
    | ガーデン | 20:01 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    距離感
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      3日間のフェアが終わり、ほっと一息。
      年末の忙しい折、多くの方にご来店いただき、ありがとうございました。
      今回の目玉、イタリアからの直輸入のコーナーでは、ユーロ高もあり、かなり高価な品が並ぶことになりましたが、好い物を目に付ける方も多いようでした。
      また、今回のフェアでは、素晴らしい陶器を展示していただいた地元「福耳」工房さん、かわいいハワイアンキルトの「クイキ ラウ」さん、ピパーズの苗など様々なグリーンの癒し「はなやガーデン」さんのジョイントをいただきました。
      ありがとうございました。

      フェアでは、色んな方と知り合うのも楽しみの一つです。
      今回も個性的な方々と楽しくおしゃべりさせていただきました。
      なかでも、移住検討中の方が二組もいらっしゃって、石垣島移住が下火になってきたといわれるものの、移住希望はまだまだ根強いようです。

      石垣島に住んでみて「時間の流れ方がゆっくりになった」ことはなんとなく分かっていただけたのですが、距離の感覚が変わってきたことはなかなか理解していただけません。
      東京に居るときは、1時間や2時間、運転しても苦になりませんでしたが、小さな島で生活していると15分くらいが通常のリミットで、1時間も運転すると「アー、運転したな」となります。トロピカルガーデンは市内から15分くらいですが、街に住んでいる人からは、「えー。そんな遠くに住んでいるの」とよく聞かれます。
      距離の感覚は、間違いなく生活環境によって変わってきます。もちろん、毎日車を運転されている方は別でしょうがね。
      したがって、都会に住んでいる感覚で場所を選ぶと不便を感じることもあるようです。

      フェア最終日は、定例の打ち上げ。簡単な打ち上げのつもりが、日付を超え、楽しいお酒の会となりました。石垣島の方は、本当にお酒の席が大好きです。みんな帰ろうとは決して言いません。ほっとくと朝までとなるので、トロピカルガーデンでは、午前0時をお開きとしています。

      次回は春に実施したいと思います。
      ジョイントを希望される方は、ご連絡下さい。

      | トピックス | 19:50 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      フェア開催
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        フェアを開催します。
        12月22日(土)〜24日(月)
        10:00〜18:00

        今回の目玉は、イタリアから直輸入の食器、雑貨の数々。
        イタリア食器

        カラフルな食器は見ているだけでも楽しいです。
        ベネチアングラスの食器もあります。ベネチアングラスの風味は歴史の重さを感じさせ、一味違います。
        フェア開催

        今回のフェアには、
        「福耳」工房の陶器
        福耳工房

        「クイキ ラウ」のハワイアンキルト

        ハワイアンキルト

        「はなやガーデン」からはピパーズの苗など

        はなやガーデン

        特色を活かした展示即売を行なっています。
        年末のお忙しい時期ですが、ショップまで是非ご来店下さい。

        ショップは、バンナ公園から川平方向へ、八重山民俗園、先隣です。


        | トピックス | 09:46 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        Travels with LaLa
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          しばらくぶりのブログです。昨日、内地から石垣島に帰ってきました。
          お友達の山小屋で、雪見酒を堪能しました。
          寒い国から石垣島に帰ってくると、本当に、石垣島は、ぬるっと暖かいです。
          この温かさっていいですよね。

          もうすぐお正月、クリスマスは目前です。
          石垣島のクリスマスは、正直盛り上がりません。やはりクリスマスには、雪が似合います。しかし、クリスマスのイルミネーションをする家も多く、どこそこできれいなイルミネーションをしていたと口コミで広がり、けっこうわざわざ車で見に行ったりします。娯楽の少ない石垣島では、なんでも楽しみの対象です。

          ララ

          ”Travels with LaLa”は、SteinbeckのTravels with Charleyをもじっています。Steinbeckは、1960年愛犬のチャーリーというプードルと一緒にアメリカ全土を旅しました、Steinbeckは、チャーリーがいなかったら旅を全うできなかったといっています。
          二人の旅は誠にユーモラスで、深い愛情に満ちた会話が交わされます。

          今回の旅は、ララも一緒。深い愛情に満ちた旅を期待したわけですが、ララは、もう大変。
          初めての長時間のフライトに、びっくり、羽田空港に着いたところから狂想曲が始まります。航空会社のケージから出したとたん、歓喜の対面。喜びすぎです。寂しがり屋なのでしょう。おまけに、興奮のあまり、うんこをどっさり。乗客の皆さんから失笑が広がります。
          ところが、さすが羽田空港、国際空港です。係りの人が「清掃の人を呼ぶからそのままでいいですよ」と。そんなわけにはいきません。乗客の皆さんの注視の中をうんこを拾ってそっとゴミ箱に。

          車の中でもじっとしてくれません。後から頭をたたいたり、袖をひっぱったり、高速道路で危ないです。車の運転で始めて肩がコリコリ。

          アメリカを求めてと副題のある「Travels with Charley」では、、SteinbeckとCharleyは、特別誂えのトラック「ロシナンテ号」の乗り込み、行程は1万6千キロにも及びました。
          Charleyは、フランス生まれのプードルで、フランス語で訓練を受けたため、英語で命令すると翻訳に時間が掛かるのです。

          やはり訓練って大切ですよね。
          早速訓練の開始です。
          頑張れ!! ララ!!
          | トピックス | 15:38 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          ララ in あやぱにモール
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            ララを連れて繁華街へ。
            石垣島のメインストレートは、なんといっても公設市場やおみやげ屋さんが並ぶ「あやぱにモール」です。
            社会性を覚えさせるためにも、色んなところに連れて行く必要があります。
            幸い、車に乗るのは好きみたいです。
            車に乗るとすぐ伏せの状態になりおとなしくなりますが、今日はなぜか大興奮。突然耳元でほえたり(びっくりします)、運転席に来ようとしたり、危ない、危ない。
            あやぱにモール

            ララは「あやぱにモール」の中を歩くというより跳ねながら進みます。石垣一番の繁華街ですが、観光シーズンではないため、人通りはなく、閑散としています。
            ララが、思い切り引っ張るので腕がちぎれそうです。
            華奢な体つきですが、海岸を走り回っているため筋肉質です。

            知らない人にも歓迎のジャンプ。
            爪は切っていますが、突然飛びかかれるとびっくりしますよね。
            リードは短く持って、緊張の連続です。

            ララは思い切り遊んで大満足、私は疲れ果て腕がジーンとしびれています。
            社会性を身につけさせるのも容易ではありません。
            | ララ | 16:05 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            瑠璃色の風景
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              11月は風雨が強く、海人(うみんちゅう:海を生業とする漁師などの総称)は、「20日間も海に行けない。お金がない」と自然相手の商売は、いずこも大変です。

              台風23号が、石垣島の南で熱帯低気圧に変わり、風も弱まり気持ちのいい天気になりました。
              石垣島の天気は、メリハリがあり、暴風雨の後、訪れる穏やかな日和は、これ以上ないほどの穏やかな景色を作り、幸せな、和やかな気持ちになります。

              夏の日差しの中での原色の風景は、すっかり影を薄め、師走の気持ちのいい風が吹いています。
              やっと、Tシャツから長袖に変わりましたが、相変わらず短パン、サンダルのままです。この気軽さが最高です。もうネクタイは締められません。
              靴を履いたら蒸れて蒸れて窮屈で、大変です。
              風景

              雲の間から黄金色の光の帯たちが、幾重にも絡まって海を照らします。
              反射光は、垂直にまぶしくまぶしく海に緋の道を作り、
              空が、朱色の衣を纏います。

              山の稜線がぼんやりと周りの風景に溶けていきます。
              樹木の強い色彩は、彩度を急速に失ない、
              水蒸気が澱んで風景がすべて、瑠璃色の絵の具で塗られます。
              風景

              影法師がすーと伸びて山のふもとに
              もう少しで頂に届きそうです。
              瑠璃色の景色の中で、すべてが穏やかに、時間が止まります。

              やがて気がつくと、光は今日の仕事を終え、
              このように一日が何気なく過ぎます。
              もうやがて1年、またひとつ年を重ねます。
              風景
              | トピックス | 20:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |