2008.01.31 Thursday
最南端の映画館
今、石垣島の映画館は一軒しかありません。
石垣島への移住を決意して土地を探していた4年前には2軒あったのですが、1軒は流行の岩盤浴に変わりました。文化の香りの映画館が消えるのは寂しいものです。
最南端の映画館の座を誇り高く死守しているのが”シネマパニック万世館”。 客席136の映像、音声とも良好な立派な映画館です。
改装前は、クーラーが故障してアイスボックスに座って鑑賞したとか、客が一人のとき、なかなか始まらず”まだかなあ”と思っているとオバアが来て「そろそろ始めようかネエ」と言って上映したなどの逸話が残っていますが、今は快適に映画を鑑賞することが出来ます。
駐車場完備の万世館、階段を登ると二階がエントランスです。ここで切符を買って中に入るとこじんまりとしたロビーがあり、136席の清潔なシートが並びます。
前から5列目の真ん中が私のお気に入りの席。いつ行っても人が少なく、通常は2〜3人。お気に入りの席に座ることが出来るのはいいのですが、経営が成り立つのか心配になります。
少しでも経営に寄与しようとコーラやホップコーンを買うことにしています。(本当は好きなだけですけどね)
万世館の売りは、なんと言っても支配人の人柄ではないでしょうか。
映画館の特徴が運営している人の人柄にあるのも石垣島ならではですよね。
まず、万世館の切符売り場に立つと、この支配人 ニコニコと人懐こい笑顔で出迎えてくれます。「○○○で宜しかったでしょうか?」と涼しげな声で上映する映画の題名を確認します。
ホップコーンのマシーンは、オーダーがあった後、材料入れます。いわゆる作り立てが出てきます。
時間になると、先ほどの支配人が、「お待たせいたしました。これから○○○を上映いたします。携帯電話は・・・・」とアナウンスを行い上映が開始されます。
予告編は少なく、これもお気に入りです。内地の映画館では、予告編やコマーシャルも多く、始まるまでに疲れてしまいますが、万世館はそんなことはありません。
万世館がいっぱいになったのは、大地康雄さんが監督、主演した「恋するトマト」。このときは立ち見まで出て、母校の芸能部から花束も贈呈され、大盛況でした。
隣の人もいなく、前の人の頭で邪魔されることもなく、最新の好きな映画に没入できる至福のひと時です。
オーダーすると座席まで熱々のホップコーンを運んでくれる映画館なんて石垣島以外では決してありませんよね。
石垣島への移住を決意して土地を探していた4年前には2軒あったのですが、1軒は流行の岩盤浴に変わりました。文化の香りの映画館が消えるのは寂しいものです。
最南端の映画館の座を誇り高く死守しているのが”シネマパニック万世館”。 客席136の映像、音声とも良好な立派な映画館です。
改装前は、クーラーが故障してアイスボックスに座って鑑賞したとか、客が一人のとき、なかなか始まらず”まだかなあ”と思っているとオバアが来て「そろそろ始めようかネエ」と言って上映したなどの逸話が残っていますが、今は快適に映画を鑑賞することが出来ます。
駐車場完備の万世館、階段を登ると二階がエントランスです。ここで切符を買って中に入るとこじんまりとしたロビーがあり、136席の清潔なシートが並びます。
前から5列目の真ん中が私のお気に入りの席。いつ行っても人が少なく、通常は2〜3人。お気に入りの席に座ることが出来るのはいいのですが、経営が成り立つのか心配になります。
少しでも経営に寄与しようとコーラやホップコーンを買うことにしています。(本当は好きなだけですけどね)
万世館の売りは、なんと言っても支配人の人柄ではないでしょうか。
映画館の特徴が運営している人の人柄にあるのも石垣島ならではですよね。
まず、万世館の切符売り場に立つと、この支配人 ニコニコと人懐こい笑顔で出迎えてくれます。「○○○で宜しかったでしょうか?」と涼しげな声で上映する映画の題名を確認します。
ホップコーンのマシーンは、オーダーがあった後、材料入れます。いわゆる作り立てが出てきます。
時間になると、先ほどの支配人が、「お待たせいたしました。これから○○○を上映いたします。携帯電話は・・・・」とアナウンスを行い上映が開始されます。
予告編は少なく、これもお気に入りです。内地の映画館では、予告編やコマーシャルも多く、始まるまでに疲れてしまいますが、万世館はそんなことはありません。
万世館がいっぱいになったのは、大地康雄さんが監督、主演した「恋するトマト」。このときは立ち見まで出て、母校の芸能部から花束も贈呈され、大盛況でした。
隣の人もいなく、前の人の頭で邪魔されることもなく、最新の好きな映画に没入できる至福のひと時です。
オーダーすると座席まで熱々のホップコーンを運んでくれる映画館なんて石垣島以外では決してありませんよね。