SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENTS
CATEGORIES
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS

01
--
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31
--
>>
<<
--

石垣島レモン

「石垣島レモン」のオーチャードの森
最南端の映画館
0
    今、石垣島の映画館は一軒しかありません。
    石垣島への移住を決意して土地を探していた4年前には2軒あったのですが、1軒は流行の岩盤浴に変わりました。文化の香りの映画館が消えるのは寂しいものです。

    最南端の映画館の座を誇り高く死守しているのが”シネマパニック万世館”。 客席136の映像、音声とも良好な立派な映画館です。
    万世館

    改装前は、クーラーが故障してアイスボックスに座って鑑賞したとか、客が一人のとき、なかなか始まらず”まだかなあ”と思っているとオバアが来て「そろそろ始めようかネエ」と言って上映したなどの逸話が残っていますが、今は快適に映画を鑑賞することが出来ます。

    駐車場完備の万世館、階段を登ると二階がエントランスです。ここで切符を買って中に入るとこじんまりとしたロビーがあり、136席の清潔なシートが並びます。
    前から5列目の真ん中が私のお気に入りの席。いつ行っても人が少なく、通常は2〜3人。お気に入りの席に座ることが出来るのはいいのですが、経営が成り立つのか心配になります。
    少しでも経営に寄与しようとコーラやホップコーンを買うことにしています。(本当は好きなだけですけどね)
    万世館

    万世館の売りは、なんと言っても支配人の人柄ではないでしょうか。
    映画館の特徴が運営している人の人柄にあるのも石垣島ならではですよね。
    まず、万世館の切符売り場に立つと、この支配人 ニコニコと人懐こい笑顔で出迎えてくれます。「○○○で宜しかったでしょうか?」と涼しげな声で上映する映画の題名を確認します。
    ホップコーンのマシーンは、オーダーがあった後、材料入れます。いわゆる作り立てが出てきます。
    時間になると、先ほどの支配人が、「お待たせいたしました。これから○○○を上映いたします。携帯電話は・・・・」とアナウンスを行い上映が開始されます。
    万世館

    予告編は少なく、これもお気に入りです。内地の映画館では、予告編やコマーシャルも多く、始まるまでに疲れてしまいますが、万世館はそんなことはありません。

    万世館がいっぱいになったのは、大地康雄さんが監督、主演した「恋するトマト」。このときは立ち見まで出て、母校の芸能部から花束も贈呈され、大盛況でした。

    隣の人もいなく、前の人の頭で邪魔されることもなく、最新の好きな映画に没入できる至福のひと時です。
    オーダーすると座席まで熱々のホップコーンを運んでくれる映画館なんて石垣島以外では決してありませんよね。
    | トピックス | 09:15 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    2008 石垣島マラソン
    0
      昨日、第8回石垣島マラソンが開催されました。
      過去最多の1936人が出場。あいにくの雨の中、途中風も強く、すっかり熱帯性気候に慣れた体には、かなり寒いレースとなりました。スタートは、ピストルの合図ではなく、世界平和の鐘の結成20年を記念して小型の鐘を打ち鳴らしスタート、フルマラソンは723人が完走しました。

      気温は20度弱、マラソンのレースとしては、雨は気分が優れないものの走りやすい天気です。スタート前、隣のランナーと話していたら、東京からの参戦。奥さんと二人で全国津々浦々マラソン大会を廻っているそうです。そういう趣味もいいなあと思って、タイムを聞いたら3時間40分くらい。これは相当早いタイムで趣味の領域を超えています。東京からの参加者も多く、航空券を取るのが大変だと言っていました。

      9時にスタートし、反時計方向に島を半周します。
      今回、ララとの練習もままならず、怠惰なスローライフを送っている身では、昨年の記録を目標に2回目の出場となります。
      マラソン

      雨の中、ランナーよりボランティアの方が大変です。
      ボランティアは部落ごとに人数を割り当てるそうです。
      ララも応援します。
      マラソン

      順調に飛ばしていたのですが、25km付近で早くも、足に違和感が生じ、不安がよぎります。
      30km過ぎから両足の痙攣。初めてのことです。
      「走る時々歩く」モードに突入し、やがて「歩く時々走る」モードに。こうなると楽しさはなく、惨めな気持ちで体の重たさが身にしみます。
      そして35km過ぎからは「ほとんど歩く」に。タイムは関係なく、完走のみを考えてひたすら引きずるように足を運びます。

      結果は最悪の5時間越え。
      通常のマラソンは、5時間がタイムリミットですが、石垣マラソンは6時間なので、何とか完走できました。

      その後、新装なった屋内体育館で交流パーティーへ。
      ビールが振舞われます。引換券でビールが出るのは、石垣島だけではないでしょうか。友人らと宴会が始まります。郷土芸能も延々と続きます。最後に抽選で豪華?景品が当たるので、宴会をしながら待つことになります。
      マラソン

      友人が見事抽選に当たり、飛び跳ねて壇上に上がりました。
      景品は、お菓子と売れ残った(と思われる)スポーツウエアー。友人の嬉々とした顔から笑顔が消えました。

      最南端のマラソン、石垣マラソンは沿道の温かな応援が印象的です。
      40km手前、両足痙攣状態で歩くのもやっとの状態のとき、オバアが満面の笑みで「ダイジョウブサ。歩いてもいいからね」と一言。
      最悪のタイムに自己嫌悪に陥りかけていた私は、この一言で、”そうかタイムリミットの6時間まで、まだゆとりはあるから楽しく歩こう”と気持ちを切り替え。胸を張ってゴールしました。
      オバアの満面の笑みに救われたマラソンでした。







      | トピックス | 09:18 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      石垣島の教育について
      0
        今日は石垣島の教育について考えてみたいと思います。

        1月22日の八重山毎日新聞より・・・・・
        2007年度全国学力テストのうち石垣市の平均正答率が21日、公表された。市の平均正答率は中学の「国語A」を除くすべてで、全国最下位となった沖縄県の平均を下回る結果となった。応用力を問う問題では最大5ポイントの差が出た。県独自の達成度テストで、石垣市を含む八重山地区はここ数年成果を挙げているが、「確かな学力」が問われる高校入試の総合点は下位に低迷しており、今回の学力テストの結果はあらためて学力向上という課題を突きつけることになりそうだ。

        石垣市教育委員会は「責任をなすりつけるのではなく、学校、家庭、地域が真っ正面から受け止め、連携して取り組む体制を構築したい」と述べた。
         調査は国語と算数・数学の2教科で、知識(基礎力)を問うA問題と活用(応用力)をみるB問題を課し、市内では小学6年生555人、中学3年生600人がテストを受けた。
        ・・・・・・・・・・・・・
        骨子は、「石垣市の教育水準は、全国最低の沖縄県の中でも突出して低い」
        です。

        「青い空と青い海 南の島の楽園 石垣島」の子供はよく遊びます。夏には、午後8時ごろまで明るい石垣島では、真っ黒になって遊ぶ子供たちで公園は賑わいます。
        外で遊ぶ場所が多い子供たちにとって、家で宿題をやれと言うのも酷な話なのかもしれませんが、どうも問題はそれだけではないようです。
        石垣島に引っ越した方が、授業参観に行って仰天するのは、授業中にも関わらず、私語が多く、先生も注意もしないことです。(すべてではありません)
        「こんなに騒がしい教室は見たことがない」と嘆く父兄も多いです。
        教室がそういう状況ですから、勉強が出来る子も出来なくなると言われています。知人は、中学1年生のときに、内地の親戚の家に受験のために預けられ、「石垣島を後に友達と別れ、ハムスターを大事に持って、内地に行ったことは生涯忘れません」と語る眼が若干潤んでいました。
        沖縄本島の高校に行く生徒もいます。母と子供とで那覇に暮らし、父親は石垣島で仕事に励む”孟母三遷ス”の図式です。内地の競争社会を生き抜くには、石垣島の環境は、あまりにも厳しいものがあります。

        また、市内から外れると少人数(小学校全体で一桁台の小学校もある)の小学校が点在します。1学年の生徒が少ないため、複式学級となります。小学校から中学校までの9年間、良し悪しは別として濃厚で切れない人間関係が続くことになります。
        小学校に中学校が併設されていない地域では、市内まで通学することになりますが、送り迎えが父兄の大きな負担となります。

        また、石垣島でも子供を学習塾や習字、ピアノなど通わせる教育熱心な親はたくさんいます。公共の交通機関が発達していない石垣島では送り迎えで親の負担は大変なものになります。

        二桁にも満たない小学校を統合整理する考え方ももちろんあります。
        理屈で考えれば、ある程度のマスがあったほうが子供の社会性を高めるためにも良いと思われますが、他の地域より入殖し、ジャングルを切り開くなど辛酸をなめた住民の方は、苦労して誘致した小学校の廃止には猛反対。
        既得権益を守ろうとするのは、老舗の女将だけではありません。

        ちなみに、石垣島の学校は皆立派です。もちろん土のグランドも広く、インフラは都会に負けていません。

        石垣島の教育の現状を書きましたが、日本の偏差値重視の教育を石垣島に当てはめようとしても無理があるように思えます。それよりは、子供をのびのび育て、手に技をつけさせるなど個性にあった育て方をしたほうがよっほど子供のためだと思いますが、いかがでしょうか。
        | トピックス | 14:04 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        値上げラッシュ?
        0
          最近、身近なところで値上げが始まっています。
          値上げラッシュ?なのでしょうか。

          時々行くフィトネススタジオでは、1回の料金が800円から1000円になりました。都心では1000円でも安いと思うのですが、物価の安い石垣島では、1000円の大台はかなり高い感覚となります。
          しかし、回数券5回券を買うと4000円。ウーヌよく考えています。しかもこの回数券は1ケ月の期間限定。
          スタジオ開設以来16年ぶりの値上げだそうです。回数券を買うかどうか??迷います。
          ここの自力整体のフィットネスは、オーナー兼インストラクターのさばさばした人柄もあり、お勧めです。本当は1000円でも安いんですけどね。

          いつも行く鮮魚店。
          「最近、天ぷらを値上げしたんだって?」
          「そう、少し10円だけ」と店のオバさん。
          「そうなんだ。たったの10円。中途半端じゃない」
          「・・・・???」とオバサン。
          リアクションがないのを不思議に思い「いくらのものを10円上げたの?」
          「油がめっちゃ高いから1個20円を10円上げて30円にした」とでかい図体の割りに消え入りそうな声。
          「それって5割り増しジャン」と追求。
          「だって、油が高いから。それでも他の店より・・(計算中)・・。あっつ、うちはかなり高い」と初めて相当な値上げになったことに気づいた様子です。

          このさしみ店も十数年ぶりの値上げ。オバサンのあっけらかんとした気性のよさもあり、ひいきのお店です。
          そういえば、初乗り390円タクシー料金も今年値上げしそうだとか。
          しかし、初乗り390円はいくら人件費の安い石垣島でも安すぎますよね。


          一口情報
          石垣島では、鮮魚はスーパーでも売っていますが、地元の人は個人経営の鮮魚店に行きます。昔は、内地でも小売の鮮魚店しかありませんでしたよね。鮮魚店の名前も○○鮮魚店ではなく○○さしみ店という名称です。○○には苗字や、名前がつきます。
          ちなみに、刺身は一折500円で売られています。すべての魚がいつも500円。これって不思議ですよね。
          ほとんどのさしみ店で天ぷらも売られています。
          内地では、おかずのイメージの天ぷらですが、ここ石垣ではおやつ代わりにつまみます。衣もさくさくではなく、フリッター風にフワフワ。魚の天ぷらにイカ天ぷら、自宅での飲み会などに持って行くと喜ばれ、安くて重宝しています。
          | トピックス | 22:31 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          お多福のララ
          0
            今日は、朝から強い雨。
            朝の散歩が出来ないので、トイレのためララを庭に出します。戻ってきたララは、落ちつきがなく、絨毯に顔を押し付けることしきり。
            不思議に思って、よく見ると顔がみるみるうちにはれ上がり、口が頭の大きさくらいになり、眼の下もポコッと膨れてたんこぶのようです。
            ララ

            すわっ 蕁麻疹?
            口全体が頭くらいの大きさになったのですから!!はっきり言って、気持ち悪いです。まるで映画の特殊撮影のようです。
            ララも気持ち悪げにいらだっています。

            こんな経験は、初めてです。
            ハブ、ムカデ、毒性のある蛙、毒液を出す毛虫の類などが考えられます。
            ハブは、昔に比べてかなり少なくなったということです。車に轢かれ死んだハブは見たことがありますが、幸いにも未だ生きたハブには遭遇していません。
            ムカデは20cmもの大きさのものがいて、刺されると大変痛く膨れ上がるそうです。遭遇したくはありませんが、時折見かけます。
            最近よく見かけるのは、大型の蛙。背中から毒液を出します。毛虫も要注意です。
            ガーデニングも注意が必要です。

            ララは好奇心が極めて高く、すべての生き物に興味を持ちます。先日も蛙とかなり長い間、足で引っかいたりなどしてちょっかいを出していました。

            今回のララの災難もこのうちのどちらかでしょう。
            妻は「まあ、お多福みたい」と笑っています。

            動物病院の開くのを待ちきれず玄関前で待機。
            何事かと言いたげな先生は、ララの顔を見ると「プワー」笑い転げました。それほどおかしな顔になってしまったんですね! 
            トホホ(ララがしゃべれたらそう言うでしょう)。
            早速注射を2本。先生によるとハブにかまれた場合、泡を吹くということなので、ハブは除外、可能性が一番高いのは蛙でしょうか?

            注射をしたララは回復力も早く、急速に顔のひれが引いていきます。夕方にはすっかりもとの顔に!!美貌を取り戻したララは満足げに眠っています。ララに振り回された一日でした。



            ・・ララママ・・・
            顔を見たときはびっくり仰天、大変に心配して、これはハブだ、ムカデだ、
            いやカエルだ、とカンカンガクガクだったんですが、顔を見るとおかしくてつい「ぷーっ」と笑ってしまって。ごめんねララ。

            | ララ | 17:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            ゴールデンガジュマル
            0
              1月だと言うのに、気温はぐんぐん上がって、本日は26度。
              日陰は涼しいですが、直射日光は過激に肌を焼き、屋外は夏です。
              異常気象が続いています。

              雲が太陽をさえぎるとガーデニングの開始です。
              台風に備え、防風林を一から見直しします。
              トロピカルガーデンの北側は、ゲッキツ。東はクロキ。南は、ハイビスカス。そして、西側は生垣としてゴールデンガジュマルを植えています。
              ゴールデンガジュマル

              台風対策として、西を除く外周に添ってテリハボク(ヤラブ)を植えるため、種から苗木を作っています。発芽状態もよく、3月には地植えが出来そうです。
              西側にも防風林を作りたいのですが、そうすると海が見えなくなるので痛し痒しです。台風の時は防風ネットを張って頑張ろうと思います。

              そこで生垣として、背丈の低いゴールデンガジュマルを植えています。
              このガジュマルを挿し木でさらに増やし密生させる計画です。台風の時は、雨も多量に降るため、土を流さない土留めの必要があります。
              ゴールデンガジュマル

              ガジュマル(学名:Ficus microcarpa、漢名:榕樹)は熱帯地方に分布するクワ科の常緑高木です。自然に生えているガジュマルは、とても大きくなり20m以上に生長することもあります。気根という丸くて太い根を張り、それらが絡み合って異様な形になります。ガジュマルの根は、コンクリートを破壊するほどの力を持っているので、植える場所を考える必要があります。

              小さいガジュマルは、妖精のような形をしているものもあり、幸福をもたらす精霊が宿っている木とも言われています。その異様な姿形が、精霊(人)のようにも見え、真っ赤な髪で子どもの姿をしたキジムナーという精霊が棲むといわれています。ちなみに、「ガジュマル」とは沖縄地方の呼び名です。
              ゴールデンガジュマル

              世界にはガジュマル類が800種ほどあるそうです。「ニンジン(人参)ガジュマル」「センカクガジュマル」「ゴールデンリーフ」「アコウ」「ベンジャミンゴム」「インドゴムノキ」「イチジク」などです。

              石垣島では、「ゴールデンリーフ」のことをゴールデンガジュマルと呼び、生垣にしているところも多く、また小さいガジュマルを「芋ガジュマル」と呼び、鉢にして楽しんでいます。

              このガジュマル、根がものすごく太く、強い生命力を持っています。枝や葉から大量の樹液が出てきます。この樹液、特にかぶれることなどはないようですが、樹液が、水分の吸収を妨げるので、よく拭き取って挿し木にするほうがいいようです。
              | 樹木 | 22:02 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              ピィパーズ
              0
                1月3日から天候が回復し、暖かい年明けとなりました。
                「こんな暖冬は経験したことがない」とは部落の長老の言です。これも地球温暖化の影響でしょうか?夏の台風が心配になります。
                雲の間から覗く太陽は、強烈な日差しです。屋外にいると1月とは思えません。
                ピィパーズ
                今日は、島胡椒 ピィパーズを3株植えました。皮膚がじりじりと焼けるようです。

                「ピィパーズ」は「ピパーツ」「ヒハツ」などと呼ばれ、学名は「ヒハツモドキ」でコショウ科南アジア原産のツル性木質植物です。
                 
                ピィパーズは、インドネシアやマレーシアなど熱帯・亜熱帯地域に広く分布しており、石垣島でも古くから栽培され、石垣などに蔓(つる)を這わせています。
                ところが近年、民家の石垣にする珊瑚石がすくなるとともに価格が高騰し、コンクリートやブロック塀も目立つなるようになりました。それとともにピィパーズを栽培する家も少なくなりました。
                収穫は春と秋の2回。5cmほどの赤緑色の実を熱湯消毒したあとに乾燥させ、煎ったあとに粉末にし、香辛料とてそばや炒め物に島胡椒として使われます。
                ピィパーズ
                南国特有のむせるような香りは、ファンも多く、「ピィパーズを生かす会」が結成されたそうです。
                〜八重山毎日新聞より〜
                 同会は八重山出身者による、八重山独自の香辛料・ピィパーズなどの栽培方法や調理法を研究しようというもの。今後、「ハノール」「ナバ」「アダニヌフク」「サルムシル」など八重山独自の食材を生かした調理方法の研究なども行っていく。
                 「ピィパーズの香りは郷里の財産だ。その財産を守り、その香りを多くの人々にひろめていきたい」と会員の結束を強調した。

                ちなみに、「ピィパーズを生かす会」の生かすの言い回しですが、石垣島では、「燃やすごみ」と「燃やさないごみ」 と言い、主体性が全面に出る表現となっています。

                ピィパーズを使った調理は、無事収穫が終わった後に報告しますね。
                | ガーデン | 21:36 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                月桃
                0
                  昨日から天気が回復してすっきりした青空となりました。
                  気温はぐんぐん上がって23度。早速、Tシャツ姿になってガーデニングです。
                  青空

                  庭仕事が一息したら、続いてゲットウ(月桃)茶にする原料の確保です。
                  高温多湿の石垣島では、原料の乾燥が課題です。湿度の少ない日を選んで原料を確保します。

                  月桃は、石垣島のいたるところに自生しています。
                  公園とか大量に自生しているところに出かけ、柔らかい若葉を採取します。若葉のほうが乾燥に適しています。
                  まるでビロードのような葉っぱです。
                  月桃

                  4、5月になるとこの月桃に鈴なりの蕾がつきます。先端が赤くなった白い蕾は、とても優雅です。この蕾には、ポリフェノールがたくさん含まれています。この蕾を、乾燥させると、素晴らしい芳香の月桃茶となります。

                  月桃
                  まるで、干物店の店先のようです。
                  夜になると、家の中に取り込みます。これを数日繰り返し、完全に乾くようにします。途中、雨が降ったりするとカビ発生の原因ともなり、数日の努力が無駄となります。

                  月桃は、沖縄ではサンニンと呼ばれ、虫除けに使われてきました。餅を月桃の葉で包んだ「ムーチー」は、今でも石垣島でポピュラーな食べ物です。

                  月桃茶は、気品ある香りが特徴です。この精油成分には、リラックスできるアロマ効果があるとされ、癖がなく飲みやすく、色んなものとブレンドしても良く合います。
                  また、月桃にふくまれるポリフェノールの抗酸化作用については、学会でも注目されています。

                  このゲットウ茶、原料はタダですが、手間隙が掛かります。暇人でなければ出来ません。
                  | ハーブ | 15:52 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                  あけましておめでとうございます
                  0
                    あけましておめでとうございます。
                    皆様にとって良い年であることをお祈りします。

                    「ティーダとトゥモール〜太陽と海〜」では、石垣島の植物を中心に、何気ない日々の移ろいにスポットを当て、ブログを綴っていきますので、よろしくお願いします。
                    出来ればコメントをいただくとうれしいです。
                    石垣島

                    2008年元旦の石垣島の天気は曇り。気温は16度。
                    やっと長袖、トレーナーの姿に、寒いです。30日から寒くなりました。それまではTシャツ、短パンの格好でした。
                    ホットカーペットを出すかどうか迷っています。やっと石垣島にも冬がやってきたって感じです。

                    「1年の計は元旦にあり」と言いますが、目標を立てることは大切ですよね。ところが、石垣島では目標設定と言うと「なんくるないさー」まあどうにかなるさ。あしたできること明日やればいいさ。となって、目標設定などは縁のないところです。

                    しかし、ここは意を強くして目標を立てます。
                    今年は熱帯果樹の本格栽培に着手します。
                    石垣島の本当に美味しい果樹を無農薬で育てること。そのためには、病害虫に強い品種、そして栽培のノウハウを取得する必要があります。
                    また、これまで日本で栽培されていなかった果樹も手がけたいと思います。

                    これまで日本で栽培されてこなかった果樹。ひとつずつ未知のベールを脱がせ、植物と対話する。小さな変化を見逃さない観察眼と愛情が不可欠です。
                    今年は挑戦の年です。

                    閑話休題
                    暮れの29日。ララは避妊手術をしました。
                    29日昼、手術が終わり、夕方麻酔からさめたララを迎えに行きました。ララはフラフラで、手術の跡も痛々しく、お腹が真っ赤に。かわいそうになりましたが、仕方ありません。
                    ララは一晩中、座ることも出来なく、トボトボと歩き回り、立ったまま目を閉じる有様。本当に元気がありません。
                    翌30日も食欲はなく、よちよち歩き。昼頃から少し食欲が出てきて、栄養価の高いチーズを上げると少しずつ元気が出てきました。31日からはいつもどおりの元気なララに、回復力は極めて高いです。
                    ララ

                    元日は、バンナ公園の「エメラルドの海を見る展望台」に行きました。もう大丈夫です。今年も、ララと親子3人。元気に暮らしたいと思います。
                    | トピックス | 20:01 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |