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石垣島レモン

「石垣島レモン」のオーチャードの森
マンゴー
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    今年、石垣島では、マンゴーが大豊作です。

    マンゴー

    今年は、1月から2月にかけ記録的な長期の雨の後、3月に入り天候が回復したことでマンゴーは、一気に開花しました。
    マンゴーの開花は、平年より1カ月以上遅れ、4月初旬に開花のピークを迎えました。
    これまで、4月の開花は、高温障害から着果率が低下する傾向にあって、着果の動向が不安視されていましたが、たわわに実がつき、近年にない大豊作となりました。
    マンゴー農家さんはホクホク顔です。

    冬の記録的な長雨が豊作をもたらすとは、自然のバランスって不思議ですよね。

    マンゴーは、ウルシ科マンゴー属の植物で、ウルシやハゼノキの仲間です。品種改良されたマンゴーでかぶれる人は少ないものの、石垣島に残る原種のマンゴーでは、かぶれる人も多いようです。
    *石垣島の原種のマンゴーは、ジュースにすると最高だそうです。

    マンゴーは、熱帯アジア原産で、樹高20mにもなる木です。
    炭そ病などを防ぐため、ハウス栽培が不可欠で、そのため整枝・剪定が必要となります。

    オーチャードフォレストにも、マンゴーの木が1本。
    オーチャードフォレストでは、自然のままの栽培を目標としていますので、樹上にビニールシートを張っての対応です。

    マンゴー

    15度以下になると花芽が分化して、枝先に房状の花をいっぱいにつけます。通常は、だらだらと咲くのですが、今年は、一気に開花しました。
    この中で、収穫できるのは1%以下。きわめて低い結実率です。

    マンゴー

    3年目にして、今回初めての収穫です。露地栽培にこだわっているため、成果は10個ほど。1樹当たり平均では、12個なので、まあまあの成果でしょう。

    マンゴー

    袋を少し開け、中を見てみましょう。
    ぷっくらと膨らんだ美味しそうなマンゴーが出てきました。色艶も最高です。

    もうすぐ、完熟です。
    | 果樹 | 18:56 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    ノボタン
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      オーチャードフォレスト周辺に自生しているノボタンが満開となりました。

      ノボタン

      ノボタンは、「野に咲くボタン」の意で「野牡丹」。ノボタン科の常緑低木。小笠原諸島から台湾,中国南部,インドシナ半島,フィリピンに広く分布するそうです。枝先に大型で紅紫色の美しい花を開きます。

      ノボタンには、たくさんの種類があるそうですが、石垣島のノボタンは、赤紫色のかなり派手な花を咲かせます。樹高は1〜2m程度。
      葉は、大振りの卵形で長さ10cm前後、5〜7本の縦脈が目立ち、灰色のビロード状の毛が密生しています。

      多くの蕾をつけ、パラパラと咲き、散るのは早く、あっという間です。

      ノボタン

      インターネットで調べると”実を食べると、口の中が真っ黒になる”そうですが、石垣島のオジイやオバアに聞いてもノボタンを食べたと言う人はいませんでした。
      あまり美味しいものではないかもしれません。

      ノボタン

      花言葉は、「自然」「平静」。
      緑に覆われた石垣島の風景の中に、彩を添えています。
      | | 07:51 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      夏の海
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        梅雨明けの昨日、師匠のサバニで海に出ました。

        夏の海

        それにしても今年の梅雨は、期間も短く、これから長く暑い夏がやってきます。

        梅雨入りは5月22日、平年より2週間も遅く、気象台が1951年に統計を取り始めてから3番目という遅さです。
        梅雨明けは6月17日、平年より6日早く、短い梅雨となりました。
        それでも、雨量は石垣島309ミリと平年を大幅に上回りました。
        よかった!!

        午前9時出航。
        直射日光が、じりじりと肌を焦がします。
        「海の上は涼しいさあ」と師匠。
        「ウーン・・・(暑い)」と私。

        空には、ぽっかりと夏の雲が。
        雲も、夏の風に吹かれ気持ちよさそうです。

        夏の海

        大潮の潮止まりのせいか、なかなか釣れません。
        隣では、ダイビング船から嬌声が・・・うるさいです。
        6月も下旬になって、やっと観光客が増えてきた感じです。
        物価上昇が続く中、観光どころではないのでしょう。観光客の前年度割れが続いています。

        師匠は、あちこちと場所を変えるよう指示しながら、今日はいつになく、しつこいです。普段はもっと淡白なのですが。

        お昼が過ぎ、おにぎりを食べ終わると、暑さが一段とこたえます。
        小まめに水分を補給してもすぐ肌から蒸発するようです。

        魚はほとんど釣れません。
        師匠「3時過ぎくらいから釣れだすさ」
        私「人間の燻製ができそうなんですけど」
        師匠「辛抱が大事よ」
        今日はどうしたんでしょう。気力にあふれています。
        師匠「とにかく餌のあるうちは釣ろう」
        「・・・・(そんな、夜になってしまうよ)」

        直射日光は、さらに強烈に。半端じゃありません。

        結局、碇を上げたのは、午後5時過ぎ。
        途中、大潮で船の船外機が使えず、櫂で漕ぎます。
        終始、にこやかな師匠。87歳とは思えないタフネスぶりです。
        スーパーオジイの面目躍如というところでしょうか。

        水深の浅い海には、死滅した珊瑚の残骸が累々と続いていました。
        昨年の高水温による珊瑚の白化現象が、いかにものすごかったのか。
        地球の悲鳴が聞こえてくるようです。
        瓦礫と化した海。魚影も極めて少ないです。

        夏の海

        気持ちが暗くなったところで、すばらしい夕日が始まりました。
        こんな夕日は、空気の澄んだ石垣島でもめったにありません。
        よく毎日夕日を見ていて飽きるでしょうと聞かれますが、
        そんなことはありません。
        刻々と変わる夕日を見ながら、また明日への力が湧いてくるのを感じます。
        嘆いても始まりませんからね。

        「何事にも、遅すぎることはないさあ」
        87歳の師匠が言うと、本当にそうなんだと思います。

        夏の海
        | トピックス | 18:10 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        マージが生んだパイナップル
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          梅雨の雨上がり、空から石垣島を見ると、石垣島の周辺は真っ赤な血のような海に変わります。
          これは、赤土が海に流れ出したものです。
          石垣島のきれいな海岸もだんだんと泥がたまるようになりました。

          石垣島では、いたるところで開発が急ピッチで進んでいます。まさに全島をあげてという感じです。それに輪をかけたように、ジャングルが切り開かれ、畑に変わり、その多くは、パイナップルの栽培が盛んに行われるようになりました。

          パイナップル

          ジャングルを切り開いた後には、赤色で粘土質の強酸性土壌(国頭マージ)が出現します。(一部島尻マージと呼ばれる土壌もあります)
          石垣島の美味しいパイナップルは、年間を通して平均的に温暖な気候とこの強酸性土壌によるものです。
          もちろん、フィリピンやタイなどでも栽培されていますが、パイナップルは、株から切り離された段階から見た目は黄色くなりますが、甘みやうまみが落ちていきます。バナナのように追熟しません。

          パイナップル

          流通を含めて石垣島のパイナップルの人気が高まるほど、ジャングルが切り開かれ、赤土が海に流出することになります。なんとも皮肉なことです。

          パイナップル

          この季節、道端には、臨時の無人販売所が出現します。
          値段は、小さいものが50円、大きいもので300円。同じように栽培しても大きさに大小が出ます。
          とても美味しく安いのですが、雑草の生え方が半端じゃない石垣島では、農薬の使用量も人によってはすさまじく、きちんと栽培管理されたパイナップルでないと口に入れるのがためらわれます。

          パイナップル

          ちなみに、パインの栽培は、8月から9月の暑い時期に植え、2年後の6月〜7月の収穫となります。今年の石垣島のパインは、昨年の大型台風の影響を受け、収穫は少ないそうです。諸費用の上昇に伴い、価格も昨年に比べ15%ほどあがっています。

          (参考)石垣島のパイナップルの種類には、
          ・ハワイ種のパイナップル
          酸味と甘みのバランスがよく、果汁もたっぷりです。
          ・スナックパイン(ボゴール)
          台湾原産の品種で、お尻の部分をカットし、節をちぎって食べられるパイナップルです。糖度が高くて酸味が少なく、やや小ぶりで葉っぱにトゲがあるのが特徴です。
          ・ピーチパイン
          果肉が白っぽくて甘い香りがすることからピーチパインと呼ばれます。
          そのほか新品種のゴールデンパインなどが栽培されています。
          | トピックス | 22:52 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          本マグロ
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            梅雨明けまじかの石垣島、暑くなりました。
            10時くらいから16時くらいまでは、直射日光が強くて、庭に出られません。
            ガーデニングは、早朝および夕方になります。
            日本最西の石垣島では、20時くらいまでは、明るいので、夕方の作業がはかどります。昼寝が常なので、昼、訪ねていくことはタブーとされています。

            石垣島は本マグロ漁の終盤期を迎え、今年最後の本マグロをたらふく食べる日々が続いています。

            まぐろ

            今年の水揚げ高は、昨年の1/3。値段も倍だといつも行く魚屋さんが言ってました。確かに、昨年に比べ、盛りが少なくなりました。
            例年4月から6月中旬までが本マグロの季節ですが、今年は、4月下旬からで、量も少ないと嘆いていました。
            まぐろ

            石垣島の本マグロは、その殆どが本土へ出荷されます。
            大トロはめったに手に入らず、中トロは予め鮮魚点に頼む必要があります。赤身は、安くて(値段は内地の半額くらいだそうです)脂が乗っていて、まさしく美味です。
            石垣島では、キハダマグロが獲れますが、脂身は少なくコリコリしています。それなりに美味しいのですが、やっぱり本まぐろに比べると今一の感はぬぐえません。

            この本マグロ、これから日本列島を北へ回遊し、壮大な海の旅を続けます。
            | トピックス | 10:30 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            梅酒の季節           
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              たまねぎ

              毎年6月になると、九州の友人が自宅で採れた梅を送ってくれます。
              去年は三瓶作りましたがそれぞれハワイとリカーと氷砂糖、ホワイトリカーと黒糖、ブランデーと氷砂糖と変化をつけてみました。
              いずれも1.8L、梅1K、に対して砂糖は300gくらい。
              数年寝かせればコクのある梅酒が楽しめるのでしょうが、梅酒好きな私たちは結局待ちきれず1年置くか置かないかで飲んでしまいます。
              それでも、1年しか寝かせていなくても大変おいしい梅酒をいただけてうれしい限りです。3種類の味の違いはと言うと、ブランデーは確かにこくがありおいしいのですが、少し重たい気もします。ホワイトリカーと黒糖はなかなかいけます。砂糖の量を少なめにしていますので食前酒だけでなくワインのような感覚で飲むことができます。
              今年は2瓶をホワイトリカー、1瓶を泡盛で、氷砂糖と黒糖半々で作りました。
              来年のお楽しみです。

              梅酒

              今年はたまねぎもよくできたから〜と梅と一緒に送ってくれました。
              早速サラダにしたところ、やわらかくて甘くてこんなにおいしいのは
              めったに食べられない!!と感激。
              毎日いただいています。梅もたまねぎも懐かしい九州の味・・・
              けいこちゃんありがとう!

              石垣に来て2度目の梅雨、あまり雨は降らず曇りが多いような気がします。
              太陽がひっこんでいると風が涼しくてクーラーも要らず気分もいいのですが
              ひとたび太陽が現れるといきなり真夏日になってしまいクーラーさまさま。
              暑いのが苦手な私はとたんにララに似て凶暴な性格に変わり、まわりに(といっても約1名)迷惑をかけているようです。スミマセンねえ。

                              久しぶりにララママでした。



              | トピックス | 16:44 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              自然のバランス
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                プルメリアの花が咲きました。
                折れた枝を挿しておけば、根が張って葉が出ます。きわめて生命力にあふれた樹勢の強い木です。

                プルメリア

                オチャードフォレストにトマトや葉野菜を植えています。
                地元でハンダマと呼ばれる野菜です。

                ハンダマ

                原産地の熱帯アジアから中国を経由して日本に伝わったとされるキク科の多年草です。
                沖縄では古くから[血の葉・不老長寿の葉]と言われ、水のあるところを好む草のため、昔は必ず井戸のそばに植え、体調の悪いときに食べる民間療法薬として活用していました。
                ハンダマは、葉表が緑色、葉裏が紫赤色しており加熱するとヌメリが出るのが特徴です。茹でて和え物、雑炊、汁の具にするとほんのり紫に色づき、若干の苦味があります。
                ビタミンB2、ビタミンA、鉄分を含むほか、葉の赤紫色にはポリフェノールが含まれており抗酸化作用を持っていると言われています。

                和名は水前寺菜、熊本の水前寺地方で採れたからという説もありますが、熊本出身の妻は熊本では見たことがないと言ってますので定かではありません。

                ハンダマ

                あるとき、このハンダマが筋ばっかりになって虫に食われていました。
                推測するに原因は、隣に植えてあるトマトをカラスに突かれないよう網を張ったため、鳥が虫を食べることができず、虫が異常に発生したためだと思われます。
                ハンダマ

                自然界が微妙な食物連鎖で成り立っているのを垣間見る思いです。

                このハンダマ、挿し木で簡単に増やすことができる強い植物ですので回復も早いです。
                | イベント | 07:57 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
                ゲッキツの地植え
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                  今年は、ゲッキツの苗をかれこれ100株くらい作りました。
                  お友達にあげた残りをトロピカルガーデンに植えていますが、それももうすぐ終了です。

                  ゲッキツの苗の作り方
                  ・冬、赤い実が熟してきたら摘み取り、よく洗って種を取り出す。
                  ・卵入れのプラスティックの空ケースを土で満たし、一つずつ種を入れる。
                  *底は錐で穴を開け、水はけをよくします。
                  ・土を乾かさないよう時々潅水をする。
                  ・芽が出てきて、葉がケースに当たるようになったらポットに移し変える。
                  ・ある程度大きくなったら地植えする。

                  ゲッキツ(月橘)はミカン科(かんきつ類)の常緑小高木で生垣として石垣島の家庭でもよく栽培されています。ゲッキツは、その花の芳香が遠方まで香ることから七里香、九里香とも中国で呼ばれています。

                  ゲッキツ

                  年数回、ジャスミンに似た白い小さな花が咲きます。月夜にあま〜い柑橘の香りが一面に漂うことから、月橘(ゲッキツ)と名付けられたそうです。オレンジジャスミンや、シルクジャスミンとも呼ばれていますが、ジャスミンとは別の種類です。
                  ゲッキツの花

                  今年の苗つくりで判明したこと
                  ・1〜2月の種は3月の種に比べ発芽率がよくない。
                  ・一つの実に、1個あるいは2個の種があるが、発芽は種の大小とは無関係。
                  *これからの調査、ゲッキツの雌雄の有無
                  (昨年は、大きく伸びるものと横に広がり花を咲かせるものとに分かれました)

                  ゲッキツ

                  こちらは、ゲッキツのハイドロカルチャー。
                  昔は、ゲッキツの実を爪に塗り、マニキュアとして遊んだそうです。自然の植物のマニキュアもいいかも知れませんね。
                  お部屋に一つあるといい雰囲気かも!
                  | | 08:03 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |