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石垣島レモン

「石垣島レモン」のオーチャードの森
滝つぼのララ
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    最近、ララがとても”おりこうさん”になってきました。
    歯医者に行っても、軽トラの中で”ワン”とも鳴かず、じっと1時間も待っています。
    やんちゃさが少しずつ影を潜め、落ち着いてきた感じがします。
    (そんなこと言っているととんでもない悪さをしそうですが)

    オーチャードフォレストの近くにある小さな滝つぼに行くのが日課となっています。
    小さな滝が、きれいな水を湛えています。石垣島では、残念ながらそんなに冷たくはありませんが、美味しい水です。

    滝つぼ

    ララは、広い海が不安なのか、海に行くと私にしがみつき、水泳にはなりませんが、この小さな滝つぼでは、悠々とゆっくりとしたストロークで泳ぎます。
    本当に甘えん坊です。

    滝つぼ

    滝の近くには、高級食材のオオタニワタリや、モンステラが自生し、マイナスイオンに満ちた不思議な空間です。

    滝つぼ

    前飼っていたゴールデンリトリバーのリュウは、水に入るとてこでも動かなかったのですが、ララは、それほど執着がなく、淡々としています。
    「帰るよ」と一声かければ、率先して帰路につきます。
    そうとても”おりこうさん”になったのです。

    お店がお休みの今日、妻がララを連れて滝つぼへ行きました。私は、オーチャードフォレストで、雑草取り。
    あっという間に帰ってきた妻は、いまにも泣き出しそうです。
    何があったのでしょう!!

    ララママ談
    「そうなのよ。ララったら大変なのよ。残酷なんだから! いつものようにリードなしで滝つぼの近くに着いたら、ララが猛然とダッシュして、その後すぐにギャーギャーという大きな泣き声が聞こえてきたのよ。何がどうしたのか走って行ったら、滝つぼにカモの夫婦がいて、ララが追い掛け回しているの。カモはパニックになってギャーギャーと悲鳴を上げてララから逃れようと必死になっていて、「ララ、ララ!」と叫んでもララは追いかけるのに夢中で。そのうちの1羽が川の方へ大慌てで逃げ、ララはその後を追ったかと思うと、嬉々としてカモを口にくわえてきたのよ。
    ギャーッ!!って感じ。
    もう1羽は、恐ろしくて身動きもできず、滝つぼにじっと震えているの。
    かわいそうでかわいそうで。
    慌てて、とにかく「ララ!!ララ!!」と呼びながら滝つぼから走って逃げだしたら、少ししてララがやっとついてきた。
    ララったら、とんでもなく残忍なのよ。
    こんな子に育てた覚えはないのに!!」と肩を落としてしょんぼり。

    私、「そのカモは死んだの?」
    ララママ、「そんなの見てるわけないじゃない。走って逃げだすのに懸命だったんだから」とイカリギミ!
    私、「ララ(ラブラドールレトリバー)は猟犬だから。本能に従っただけで、残忍とは違うと思うよ。」
    ララママ、「・・・・・・」
    私、「鴨鍋が食べられたかも」

    滝つぼ

    滝つぼにカモがいたなんて初めてです。
    それにしても、走ってカモを捕まえるなんて、なんてすばしっこいんでしょう!!
    | ララ | 20:45 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    マンゴー 苗作り
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      真夏の太陽は、本当に強烈ですが、それだけに夕日も格別に美しくなります。

      夕日

      オーチャードフォレストのマンゴーが完熟し、袋がけの中に落ちました。

      完熟のマンゴーは、さすがに美味です。
      石垣島でも1kg3000円の高値が付いています。今年は大豊作。マンゴー農家の皆さんも大満足です。
      オーチャードフォレストのマンゴーは、500〜700gくらいのが10個ほど。大豊作です。

      マンゴー

      美味しいパイナップルの値段を考えると、1個2000〜3000円のマンゴーを買ってまで食べようとは思いません。

      今年はオーチャードフォレストのマンゴーを思う存分、食することができました。
      食して判明したのは、(あくまでも個人的な見解です)
      ・実のなる木の場所によって、少し味(完熟度?)が異なる
      ・できるだけ樹上で熟させた方が美味しい
      ・色は美味しさとは関係ない
      (マンゴーの赤い色は太陽に当てる事によって得られます。宮崎では、マンゴーの下に白い紙を置き、マンゴー全体を赤くしているそうです。)
      です。

      オーチャードフォレストのマンゴーはあくまで露地栽培です。樹上には、ビニールシートを張るぐらいですので、色にはこだわらず、育てています。
      来年は、サンプルを多くして、さらに研究したいと思います。

      ところで、このマンゴー高値で取引されるとあって、苗も高値で売られています。マンゴーの苗作りは、きわめて簡単なので、紹介します。
      チャレンジしてみるのも面白いかも!!

      種を柔らかい土(砂)の上に置き、枯葉や笹などを被せ、乾かさないよう潅水します。
      約1ケ月の後、芽が出てきます。
      そうしたら、外皮をむいて、ポットに移します。
      ここまで来ると、外皮は柔らかくなっているので手で簡単に剥けます。
      その後、原種のマンゴーは、種が4〜5に割れそれぞれ芽が出てくるので、一つずつポットに移します。アーウインなどの改良品種は、1つの芽しか出てきませんので、そのまま育てます。

      マンゴー

      *ある園芸雑誌では、「外皮をナイフなどで剥いてポットに播種する」と書いていましたが、実から取り出したマンゴーの種の外皮は、とても硬く、ナイフなどでは剥けません。斧を種に当て、ハンマーで割ろうとしましたが、とても硬く割れません。思いっきりたたいたら、真っ二つに割れてしまいました。大失敗。師匠に聞き、前述の方法を教えてもらいました。やはり経験って大事ですね。

      マンゴー

      上の写真、左が外皮です。

      亜熱帯の石垣島では、実生のまま育てれば、5〜6年。
      接木をすれば、最短で3年で実がなります。
      自ら育てれば、美味しさも格別です。極上のマンゴーはいかが!!
      | 樹木 | 17:50 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      パイナップルの植付け
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        とても美味しいパイナップルの季節も終わります。
        8月の中旬からは美味しいパイナップルとなり、「とても」の形容詞がなくなるんです。

        そのくらい6月下旬から8月上旬の石垣島の露地栽培パイナップルは、とても美味しいのです。
        それは、強い酸性土壌と高い温度が作り上げる芸術的とも言える美味しさなのですが、なぜか価格はとても安いのです。

        パイナップル

        お友達からいただいた苗を、オーチャードフォレストに植付けしました。パイナップルの実からクラウンと呼ばれる冠芽を切り取り、葉を2〜3枚取って植えつけます。

        今回植えつけた苗は約40個。
        パイナップルは、さほど茎が硬くないのでクラウンを切り取るのも簡単です。そのクラウンを挿し木にします。
        ほんの10cmくらい、土に埋めるだけで根付きますので、40個でもさほど時間はかかりません。

        パイナップル

        パイナップルを身近に見たことがある人は少ないと思います。観光客の方はよくパイナップル畑で、記念の写真撮影をしています。
        葉っぱの茂った畑から茎が立ち上がり、その先にパイナップルが成るんです。パイナップルは密植ができますからね。どうってない風景ですが、なんとなく感動的です。最近では観賞用のミニのパイナップルが鉢植えで売られているそうです。
        実際に食べられるパイナップルを家庭で育てられたら楽しいのではないでしょうか。ただし、温度管理が必要ですよ。

        パイナップル

        パイナップルは植付けから収穫まで約2年間。
        雑草取りや肥料、台風や日焼け防止の対策など管理も大変です。
        そして収穫は、強烈な太陽が照りつける真夏なんです。大変な重労働です。

        来年も、40個ほど植えると毎年40個の無農薬のパイナップルが夏の食卓に並ぶことになります。
        | 果樹 | 08:28 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        南の島の星祭
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          今年もやってきました「南の島の星祭」。

          いろんな催しがありますが、中でも注目を集めるのが、ライトダウンステージショー&星空観測会。
          石垣島では、周極星が少なく、日本で一番多くの星を見ることができるそうです。また、偏西風の吹かないので星の瞬きが少なく、惑星の観測に向いています。

          南の島の星祭

          今年は、石垣島が生んだ歌姫「夏川りみ」も出演するとあって、会場のサザンゲート広場は多くの人たちで埋まりました。

          太陽のエネルギーに満ちた陽を浴び、熱演が始まります。
          今回は5組の歌手の方が出演しました。

          いままで、個人として音楽に身近に触れる経験は、余りありませんでしたが、石垣に移住して、いろんなコンサートに行くようになりました。
          芝生の上で、胡坐を書いて音楽に耳を傾ける・・・
          夏の空に歌声が響いて、素直に「ああいいなあー」と思えます。

          南の島の星祭

          石垣島の生活には、このようなプライスレスの感動が沢山あって、退屈な田舎暮らしに花を添えます。

          夏川りみさんの透き通った歌声と「Skoop On Somebody」さんのデュエットは圧巻の一言です。
          「Skoop On Somebody」の歌を聴くために、このイベントにあわせ、石垣島を訪れるという観光客の方もいらっしゃいました。「Skoop On Somebody」さんの評価ももっと上がっていいと思います。

          途中、マイクを借りて結婚の申し込みをするハプニングもあり、イベントを盛り上げます。
          このような会場で求婚されたら一生忘れられないでしょうね。

          今年もまた、20:30〜21:30 1時間のライトダウンが行われましたが、PR不足のせいか実行している家庭は少なかったように思われました。

          ティーダとトゥモールがある場所は、市内から離れているため、晴れていると手が届きそうなほど身近に星を感じます。
          (お隣さんに行くのに懐中電灯が欠かせないほどです)
          これもプライスレスの感動です。
          | トピックス | 16:24 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          リュウ 3回忌
          0
            昨日、リュウちゃんの3回忌を迎えました。

            青い空に線香の白い煙が溶けていきます。
            リュウちゃんのモニュメントにアカバナーと呼ばれる赤いハイビスカスを供します。

            リュウ

            リビングには、いまもリュウの写真を飾っています。
            改めてじっくり見るとやはりハムサムです。

            リュウは、ゴールデンリトリバーのオスで、体重は45kg。
            おとなしくやさしい性格で、ほかの犬からも慕われていました。

            リュウ

            石垣移住を目前、楽しい思い出をいっぱい残して、平成18年8月6日午前3時ごろ息を引き取りました。
            13歳の短すぎる生涯でした。

            ララちゃんもちゃんとお座りしてお祈り(?)です。

            リュウ

            「ずっと一緒にいるからね。寂しくはないからね」
            と心の中でささやきます。

            空がどこまでも、どこまでも青く、透きとおっています。
            | トピックス | 08:09 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
            ホームパーティー
            0
              友人の引っ越し祝いを兼ねたホームパーティーに呼ばれしました。

              テラスからは、太平洋の海が広がっていて、同じ石垣でも自宅で見る海の景色とはずいぶん違います。

              HP

              1品持ち寄りです。
              我が家からは、
              オーシャンブルーのお皿にオチャードフォレストで採取したモンステラを乗せ、その上にチキンサラダを盛り付けました。

              HP

              引越しのお祝いに、イタリア製ののクリスタルベースにオーキッドをハイドロカルチャーしました。
              ウーン・・すばらしい(自画自賛)。

              HP

              かなり飲んで食べて、それから市内某所のライブハウスに乗り込みました。
              ライブハウスを占拠して、カラオケスタジオに変身です。

              HP

              かくして、ディープな石垣の夜は、更けていきます。
              | トピックス | 07:42 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
              はた織り機がやってきた
              0
                我が家に小さな仲間が増えました。
                こちらに来てからずっと念願だった「織物」をやっと始めることになりました。熱しやすく冷めやすい性格ゆえほんとにできるかどうかずいぶん迷いましたが、「ゆっくりぼちぼちやればいいか・・」と、思い切って小さな織り機を購入しました。

                機織り

                石垣島の織物としては「八重山上布」が有名です。
                八重山上布は苧麻(ちょま)という草から作られます。手くくりの絣模様のこの上布は400年の伝統があるといわれています。
                苧麻を細く細くさいて水でしめらせながらよりをかけて糸にしていきます。
                こちらに来てすぐのころ、新聞で「苧績み(ぶーうみ)」講座の受講生募集を見て織物講習と勘違いして真っ先に申し込みました。
                はりきって通い始めたのですが、講習が始まって何日経っても「紡ぎ」だけで一向に「織り」に進む様子がありません。周りの人に「織りはいつから始まるのでしょうか?」と聞いたところ「この講習は苧麻の紡ぎだけだよ〜」とのこと。心底びっくり。何にもわからず申し込んでしまったわけですが、これも勉強と思って週3回3ヶ月通いました。苧麻が何かも知りませんでした。

                すてきな八重山上布を見ると美しさに感激してしまいますが、さすがに
                分をわきまえている私は、この上布を織りたいとは思いませんでした。
                もうちょっと?若かったら・・・ねえ。
                細い糸を丁寧に数えながら整えていく作業はある程度若いときから始めないときついそうで、製作過程を見学させてもらって、細かな作業の連続になるほどと納得しました。
                そんなこんなで、上布は無理でももっとカジュアルなものならできるんじゃないかと気を持ち直し、石垣のあちこちで見かける大きなはた織り機じゃなくて栃木の紡織機屋さんが作っている小さな織り機を購入するに至りました。ほんとうにかわいらしくて、大丈夫かなあ・・と思いましたが機能は十分で、私が織りたいものはパーフェクトにできそうです。

                10年先に「これいいじゃないの!!」と言えるものができたら最高なんですが、問題は10年続けることですよね。そうなんです!!

                機織り
                                            ララママ

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