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石垣島レモン

「石垣島レモン」のオーチャードの森
自然観察会
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    昨日(10月25日)、石垣市文化協会主催の自然観察会に参加しました。
    参加者は39名、大型バスを貸しきって、午前9時から午後3時まで、分刻みでの観察会です。

    石垣島の行事は、補助金などが出るため無料の講習が多いのですが、今回は2000円。(それでもかなり安い)参加者が少ないのではと思いきや、大型バスにいっぱいの人となりました。

    今回は、私が最も興味のある植物が中心。
    いろんな植物を丁寧に説明していただきました。

    自然観察会

    海岸の奇岩と植物。

    自然観察会

    あるときは川を遡行し、

    自然観察会

    またあるときは、湿原に入り、

    自然観察会

    石垣島に移住して2年余り、今まで、色んなところに行って、見聞を広めたつもりですが、まだまだ知らないことが多いことを実感した観察会となりました。


    | トピックス | 17:59 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    シマグワとヤマヒハツ
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      風が涼しく快適な気候が続く石垣島です。
      最高気温は31度、直射日光は強烈です。

      シマグワとヤマヒハツ

      今日、師匠の森にシマグワとヤマヒハツの採取に出かけました。
      いずれも果樹酒にして楽しみます。

      シマグワとヤマヒハツ

      これがシマグワ。
      シマグワは九州以南に分布するそうです。実は、熟すと赤紫色になり、とても甘い果実です。若葉は天ぷらや汁物の具として用いられます。

      昔は、クワの葉はカイコの餌として、石垣島でも広く栽培されていたそうです。今、道端で自生し、見向きもされません。

      シマグワとヤマヒハツ

      内地では、類似種のヤマグワがあり、こちらも山野に生える落葉小高木です。シマグワと同じように、紫色に熟した実を多くつけ、生食やジャムなどに使われています。
      昔は、消炎、利尿、鎮咳など漢方薬として調合されたそうです。

      シマグワとヤマヒハツ

      一方、こちらがヤマヒハツ。
      ヤマヒハツは、トウダイグサ科の高さ3mほどの常緑低木で、雌雄異株です。九州や沖縄など暖かいところに自生しているそうです。
      熟した果実は、黒くなり、甘みと酸味が混じった味がします。それほど甘くはありません。果実酒やジャムにするそうです。なお、ヒハツ(ピパーズ)はコショウ科の蔓性植物で香辛料に使う別種です。

      あっという間に、手がぶどう酒色に染まります。
      染料としても使えそうですね。

      シマグワとヤマヒハツ

      これから、自然の恵みを活かし、お酒作りに挑戦です。
      どんなお酒になるのかなあ。
      | イベント | 18:38 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      ホワイトサポテの苗作り
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        ホワイトサポテの苗作りを行っています。
        涼しい秋晴れで、作業がはかどります。と言っても最高気温は、30度。風が涼しく、身体がよく動きます。

        ホワイトサポテ

        8月上旬に播いた種は、2ケ月半後、大きいものは20cmにもなり、今日、ポットに移しました。
        ポットの土は、沖縄独特の国頭マージ(強酸性)に腐葉土をたっぷりと混ぜて中和します。

        ホワイトサポテ

        苗は買うのではなく、土も含め、自ら作るのですから、愛情たっぷりです。

        苗床から取り出した苗です。
        かわいいですね!!

        ホワイトサポテ

        大きな種がまだくっついていて、小さな根を張っています。
        発芽率は30%くらい、かなり低いです。

        ホワイトサポテ

        ホワイトサポテとは、ミカン科の果実で、とても甘い果物です。硬い果実を収穫してから室温で追熟させ、柔らかくなったら食べごろです。
        日本を含めて世界でも、ほとんど経済栽培はされていません。まったく知られていない果実と言ってもいいでしょう。
        その原因は、日持ちの悪さにあります。
        果実は追熟が済むとすぐに醗酵してしまいます。

        しかし、原産地のメキシコで「眠気を催す美味しい果実」と呼ばれ、そのクリーミーな味は、虜になります。それにしてもなぜ、眠くなるのでしょう!

        この苗木を台木として、来年の春過ぎ、接木します。
        ホワイトサポテには、3つの花器のタイプがあるので、違う種類のホワイトサポテを植える必要があります。
        | 果樹 | 18:14 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        島の風
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          しばらく、石垣島を留守にしました。

          石垣空港に降り立ったとたん、あの温い風が吹いてきました。
          空港から20分、自宅に着きます。
          しばらく、留守している間に、タクシー強盗事件(未解決)と殺人事件があったそうです。
          タクシー強盗事件は、タクシーの運転手の首筋に刃物を突き立て、売上金を強奪した後、タクシーを奪って逃走、まだ犯人は捕まっていないそうです。「石垣島でこんなタクシー強盗が起きるなんて、考えられないじゃないですか。」と乗り合わせた運転手さんの話
          殺人事件の方は、父親に酒代をせびった子供が、拒否されナイフで父親の心臓を一突き、「せびった酒代は1000円。たった1000円で殺されるなんて。石垣島でも、こうゆう事件が起きるんですかねえ。」と嘆いていました。

          石垣島での殺人事件は、移住して初めのことです。
          自転車の盗難など、軽犯罪の多い石垣島ですが、(自転車のカッパライなどは犯罪だと思っていない)、凶悪犯罪は極めて少ないのが現状です。

          自宅に降り立ち、空を見上げると、空には、秋の筋雲が気持ちよさそうになびいています。
          風は、かなり涼しくなり、相変わらず日差しは強いものの、夏も終わりなんだなあと実感させられます。

          一番喜んだのは、ララちゃんです。と書きたかったのですが、預けたペットホテルでたっぷりと遊んだせいか、久しぶりに会ったのに、そんなにうれしそうではありません。
          「なあに、迎えに来たん」と涼しい顔。
          会ったとたんに、狂喜乱舞と思っていただけに拍子抜けです。

          窓を開けると八重山の海が広がり、大きな風景が目に飛び込んできます。やっぱり海っていいです。
          時間もゆっくりと流れているようです。
          湿度を大量に含んだ風も、うっとうしくはなく、肌に気持ちいいです。
          素直に「ただいま!!」って思います。
          この温い風を吹かれると「八重山に帰ってきたんだなあ」と実感します。
          | トピックス | 19:53 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          アテモヤの剪定
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            オーチャードフォレストのアテモヤがすくすくと伸びています。
            濃い緑の大きな葉を広げ、どんどん成長する様は、本当に頼もしく思えます。

            アテモヤは、森のアイスクリームといわれる「チェリモヤ」とバンレイシ(釈迦頭)の交配種です。
            このように書いても、チェリモヤもバンレイシも知らない方にとっては、ちんぷんかんぷんですよね。

            アテモヤ

            チェリモヤは、アンデス原産の世界三大美果で、柔らかい甘さにほのかな酸味が絶妙に調和して、インカのお母さんが赤ちゃんに母乳の代わりにチェリモヤの赤い果汁を与えたそうです。
            一方のバンレイシは、ごつごつした姿がお釈迦様の頭に似ていることから日本では釈迦頭と呼べれる甘い果樹です。
            チェリモヤは、暑さに弱いため、交配してできたのがアテモヤです。

            初めてアテモヤを食べたときの感動を忘れることができません。こんなおいしい果物があったのかと正直驚きました。

            このアテモヤ、石垣島の気候にあっていて、本当に成長が早いんです。
            そのため、しょっちゅう剪定をしなければなりません。

            もちろん樹木をどのような形にするか、千差万別ですけど、樹木の特性を活かし、収穫しやすい形にするのが基本です。
            今回トライしているのが、「一文字仕立て」です。
            これは、主枝を一直線になるように伸ばし、主枝に対し左右に枝を配置し、実を成らせる方法です。このようにすると、人工交配のときや収穫のとき便利ですよね。

            アテモヤは、先端の芽が伸びる性質があり(頂芽優勢)、また芽が葉柄の真下にあります。そのままにしておけば、どんどん伸びるだけで枝が発生しません。
            そこで、適当な間隔で、枝を作ってやる必要があります。

            アテモヤ

            写真の真ん中の芽を途中で切り、先端部2枚の葉を摘むと(摘葉)、葉を取った後から、芽が出てきます。そこで適当な間隔で、この作業を繰り返すと左右に枝を発生させることができるのです。
            もちろん、すべての樹木にこの方法が取れるわけではありません。アテモヤは剪定のしやすい果樹といえましょう。

            ただし、台風で葉が落ちたり、枝がだめになったりで、理想形がたやすくできるわけではありません。
            日々、愛情を注ぎ、こまめに剪定して初めて、たわわに実をならせることができるのです。

            果樹を大きくすることは、誰でもできますが、たわわに実をならせるには、果樹に適した剪定など、技術と知識が必要となります。

            見よう見まねで少しずつ知識が増え、技術を培い、あっという間に月日が過ぎていきます。
            | 果樹 | 12:18 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |