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石垣島レモン

「石垣島レモン」のオーチャードの森
シークヮーサーの花
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    シークヮーサーの木に環状剥皮を行い、いっぱい花がつきました。
    鼻を近づけると、強い柑橘系の匂いが漂います。
    すがすがしい香りです。

    シークヮーサー

    シークヮーサーは、石垣島に自生するミカン科、カンキツ属の常緑小高木です。ミカン科の特徴で、自然交配により様々なシークヮーサーの種類があります。

    シークヮーサー

    このシークヮーサー、根の張りが良いことから柑橘系の接木の台木としても重宝され、利用されています。
    樹勢が強く、成長が早く、やせ地でもよく生育していますが、山の中のほうがよく実をつけるようです。石垣島でもいたるところで自生しているのを見ることが出来ます。

    通常、シークヮーサーは、2月上旬に発芽し、3〜4月に開花、8月下旬から未熟果樹の収穫が始まり、10月からジュース用果実、12月からは生食用として利用されます。

    収穫時期をずらすために環状剥皮を行いました。環状剥皮は、樹勢が強すぎて花芽が少ない果樹に対して、枝や幹の樹皮(表皮)を1cm以下の幅で、一周ぐるっと剥いで表皮の中を通っている“師管”という養分の通り道を断ちます。

    シークヮーサー

    養分の通りみちがなくなるので、一時的に養分が根にとどかなくなります。それで根の吸肥水活動が阻害され、小枝の伸びがおさえられる一方、枝葉では、同化養分が濃密になるため、小枝の花芽分化が著しく向上し結実するようになります。
    うまくやれば剥いだ傷は、やがて元どおりになるので木が枯れることはありません。
    また、接木する際の穂木を充実させる時などにも有効な手段です。

    料理に利用されるのは、もちろんですが、我が家では、絞りたてのたっぷりのシークヮーサーに、ジンを入れた”ジンシークヮーサー”。
    とてもさわやかなカクテルです。

    シークヮーサー

    近年、シークヮーサーにがんや糖尿病に効果のあるノビレチンが多く含まれることが発見され、石垣島でも高値で取引されています。
    | 果樹 | 11:09 | - | - | - | - |
    石垣市長選
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      石垣市長選が、今日、告示されました。
      現職の革新系市長(62歳)に対して自民・公明の推す若手新人(42歳)が挑む構図です。

      石垣島の選挙は、ものすごいとは聞いていたのですが、うわさにたがわず、選挙戦は、熾烈を極めているようです。

      過去の投票率を見ますと、90%を超える市長選が繰り広げられ、保守と革新の僅差の勝負となっています。

      今回のポイントは、5期目を目指す革新系市長に対し、保守系の新人が挑むわけですが、民主党政権に対し、自民党が挑む日本の近未来図を見ているようです。

      石垣島は、もともと、反戦平和の気風があり、革新の強いところですが、4期連続の多選による弊害などがあり、また、石垣市の景観条例など厳しい開発規制に嫌気がさす企業などが保守系の若手を担ぎ出したようです。

      石垣島の景観条例は、きわめてハードルが高く、開発行為に対し、厳しい制約があります。このため、多くの大型リゾート計画が推進できない状況になっています。
      石垣島の景観・自然を守るには、最適の条例ですが、土木・建築関連で働く人が4割とも言われる石垣島での雇用の確保などを考えると、それに反対する人がたくさんいることも事実です。

      反戦・平和をどう考えるか。
      自然を守るか、開発かという争点でもあり、
      石垣島の今後にとって大きな選挙となっています。

      昨日は、この保守系の候補を誹謗中傷するビラが新聞に折り込まれていました。いわゆる、アメリカではやっているネガティブキャンペーンです。
      石垣島でも同様のことが起きるほど選挙戦はヒートアップしているようです。

      投開票日は28日です。
      | トピックス | 13:31 | - | - | - | - |
      還暦の同窓会
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        中学校の還暦の同窓会に出席しました。
        特別親しかった友人を除き、ほとんどが45年ぶりの再会です。

        同窓会

        受付に行くと、まったく知らないおばさん達がたむろしています。
        ここは、私の来るところではなかったと一瞬後悔の念が・・・。

        突然おばさん達に囲まれ、
        「○○君じゃないの!!」と馴れ馴れしく私の名前を呼ぶおばさんがいます。
        「・・・・・(まったく見覚えがありません)」なんと言えばいいんでしょう。
        「わたしよ。わたし。○○よ」
        「(えー。あの華奢でかわいかった)○○チャン」45年の歳月は残酷なものです。

        また、別の一人は、
        「私がわからんのなぁ。!!」と懐かしい方言で迫ります。
        「・・・・(知らないものは答えようがありません)」
        「私、△△よ」
        「えーつ!!」言われてよく見ると(あまりじっくりと見たくはありませんが)目の周りになんとなく見覚えがあります。

        45年ぶりに再会したおばさんは立派なオバタリアンになっていました。もちろん、中学時代そんなに親しくしていたわけではありませんよ。

        話しているうちに、少しずつ思い出してきました。
        45年を遡るフィルターを通してみると見知っている顔、顔・・・です。

        同窓会

        425名の卒業生の内、今回出席した参加者は90名。
        県外からこの会のために集まった人も相当いました。
        皆一様に「最初で、最後の還暦の同窓会だからね」との思いでした。
        因みに1学年425名のマンモス校の今年の卒業生は、27名。
        たったの27名です。
        45年にわたる日本列島改造の結果が超過疎の町を作ったのです。
        いま、私の生まれた田舎では、老人しか見ることが出来ません。

        きれいな海岸線がコンクリートで覆われ、埋め立てられ、ヘアピンカーブが大きなトンネルになって、道路は立派になって人はいなくなったわけです。

        宴会が始まりました。クラス別に席がとってあります。最初は、弾まなかった会話も徐々に盛り上がります。
        席も入り乱れ、料理は食べきらないほどお膳に並びました。
        同級生の魚屋が、8kgもの鯛を3匹と関鯖を数匹差し入れてくれました。
        (ムーン)内地の魚は本当においしいです。

        同窓会

        私は、石垣島からの参加ということで、
        「なぜ、石垣島なの?」と質問攻めに。
        何回、同じ答えをしたのでしょう!!
        やはり石垣島は特殊な場所なのでしょう。

        90名も参加したのですから、話は尽きることがありません。
        クラス別からサークルごとに。
        私は、新しく出来たブラスバンド部に所属していました。
        新進気鋭の女性教師が転校に合わせ作った部です。気合が入っていました。

        「お前はトロンボーン。お前はチューバ」
        思い出がよみがえってきます。
        記憶というのは不思議なもので、霧が晴れるようにベールが一枚、また一枚とはがれます。
        そうなると、これまで封印し、忘れていたシーンが次から次へと鮮やかに蘇って来るのでした。
        恥ずかしいような。
        懐かしいような。
        人に言えない思い出の数々。

        3時間の宴会は、あっという間にフィナーレに。
        45年ぶりに歌った校歌。
        ブラスバンド部にいたから校歌は熟知していたはずなのに、メロディーラインはまったくわかりません。
        思い出は、良い記憶しか選択して残っていないようです。

        同窓会

        私は、一番遠くから来た遠来者代表として万歳三唱をさせられました。
        参加する前は、どうしようかと悩んでいたんですが、こんなに楽しいものとは思いもしませんでした。
        幹事は大変でしょうが、70歳、80歳、88歳・・・と節目ごとに同窓会を行って欲しいと訴え、みんなの長寿を祝って万歳三唱を行いました。

        笑顔、笑顔の大合唱!!

        興奮のるつぼです。

        胸がジーンと熱くなっています。

        みんな良い顔をしています。

        45年ぶりの還暦の同窓会。
        それは、45年ぶりに再会した中学生時代の自分に出会う会でした。
        | トピックス | 17:13 | - | - | - | - |
        マンゴーの花
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          今年の石垣島の冬は暖かく、25度の夏日を越える日も多々あります。
          会う人ごとに「暖かいね」。
          「2月でこんなに暖かったら、夏はどうなるんだろう」
          こんな挨拶が交わされます。

          マンゴーとヒカンザクラ

          この陽気に誘われ、マンゴーの花が開花してきました。
          昨年より、2〜3週間は早いです。
          今年は大豊作の予感がします。

          昨年は、1,2月とも暖かく、3月になって、寒くなり雨の日が多かったため、花芽もまだらとなりました。

          マンゴーとヒカンザクラ

          オーチャードフォレストのマンゴー(アーウイン)も、四方に誘引した枝から、花芽が咲こうとしています。
          路地でのマンゴー栽培のため、花が咲いたら、ビニールシートを被せ、花が雨で落ちないようにします。
          約1ケ月後、着花が落ち着いたところで、ビニールをはずします。

          マンゴーは、現段階では1個2000〜3000円と高価ですが、関税が取っ払われ東南アジアから安いマンゴーが輸入されると、当然、値崩れすると思われます。
          かつて、石垣島では、パイナップルの工場が立ち並んだ時もあったそうですが、安いパイナップルが東南アジアから輸入され、今では、跡形もありません。
          今では、本当においしいパイナップルが、極めて安い値段で売られています。
          夏、石垣島に着たら、是非、パイナップルを召し上がってください。

          そういうわけで、コストのかかるハウスではなく、マンゴーの路地栽培に取り組んでいるわけです。

          マンゴーとヒカンザクラ

          春といえば、こちらは緋寒桜。
          今年もきれいに咲きました。

          マンゴーとヒカンザクラ

          青空に、ピンクの花ビラ。
          ムーン!!
          石垣にぴったりです。
          春の風に誘われ、花びらも気持ちよさそう。
          夏の暑さのことは忘れましょう!!

          マンゴーとヒカンザクラ
          | 果樹 | 15:09 | - | - | - | - |
          シカク豆
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            冬の味覚シカク豆。
            若いシカク豆のてんぷらは、ホクホク、サクサク、こんな素材が埋もれていただなんて、最高です。

            シカク豆

            昨年、シカク豆の増産を行い。
            今年のシカク豆は、豊作となりました。
            そして、春の息吹が聞こえ始めると、シカク豆の季節は終わります。

            シカク豆

            シカク豆(四角豆)は、マメ科シカクマメ属、熱帯アジア原産。日本では、1年で枯れるので一年草ということですが、石垣島では、蔦を適当に切ると翌年も実をつけるので多年草です。実の断面がひだのついた四角形なのでこの名称となりました。

            ビルマ、インド、インドネシア、パプアニューギニアや、日本の沖縄県、小笠原諸島などで栽培され、葉や熟した豆、そして地下根も食用になるそうです。

            枯れた蔓を整理し、適当な長さに切ります。
            最後に残ったシカク豆は、次の増産に向けての種に使います。

            シカク豆

            この季節、養分の少なくなったシカク豆は、引っ張ると簡単に蔓から取れます。
            このシカク豆を乾燥させると、真っ黒な豆になります。
            中を割ってみると、黒い豆が十数個、出てきます。
            これを3月頃、播種すると、元気な芽が出てきます。
            発芽率は、80%程度でしょうか?

            シカク豆

            これを誘引するための棒に添わせると、後は勝手に生ってくれます。
            手間要らずで夏の乾燥などにも強い野菜です。

            ただ、困ったことにいっせいに生りだすので、収穫を迎えると夕食は、2〜3日おきにてんぷらとなり、カロリーが心配となります。
            | 野菜 | 10:33 | - | - | - | - |