2010.02.23 Tuesday
シークヮーサーの花
シークヮーサーの木に環状剥皮を行い、いっぱい花がつきました。
鼻を近づけると、強い柑橘系の匂いが漂います。
すがすがしい香りです。
シークヮーサーは、石垣島に自生するミカン科、カンキツ属の常緑小高木です。ミカン科の特徴で、自然交配により様々なシークヮーサーの種類があります。
このシークヮーサー、根の張りが良いことから柑橘系の接木の台木としても重宝され、利用されています。
樹勢が強く、成長が早く、やせ地でもよく生育していますが、山の中のほうがよく実をつけるようです。石垣島でもいたるところで自生しているのを見ることが出来ます。
通常、シークヮーサーは、2月上旬に発芽し、3〜4月に開花、8月下旬から未熟果樹の収穫が始まり、10月からジュース用果実、12月からは生食用として利用されます。
収穫時期をずらすために環状剥皮を行いました。環状剥皮は、樹勢が強すぎて花芽が少ない果樹に対して、枝や幹の樹皮(表皮)を1cm以下の幅で、一周ぐるっと剥いで表皮の中を通っている“師管”という養分の通り道を断ちます。
養分の通りみちがなくなるので、一時的に養分が根にとどかなくなります。それで根の吸肥水活動が阻害され、小枝の伸びがおさえられる一方、枝葉では、同化養分が濃密になるため、小枝の花芽分化が著しく向上し結実するようになります。
うまくやれば剥いだ傷は、やがて元どおりになるので木が枯れることはありません。
また、接木する際の穂木を充実させる時などにも有効な手段です。
料理に利用されるのは、もちろんですが、我が家では、絞りたてのたっぷりのシークヮーサーに、ジンを入れた”ジンシークヮーサー”。
とてもさわやかなカクテルです。
近年、シークヮーサーにがんや糖尿病に効果のあるノビレチンが多く含まれることが発見され、石垣島でも高値で取引されています。
鼻を近づけると、強い柑橘系の匂いが漂います。
すがすがしい香りです。
シークヮーサーは、石垣島に自生するミカン科、カンキツ属の常緑小高木です。ミカン科の特徴で、自然交配により様々なシークヮーサーの種類があります。
このシークヮーサー、根の張りが良いことから柑橘系の接木の台木としても重宝され、利用されています。
樹勢が強く、成長が早く、やせ地でもよく生育していますが、山の中のほうがよく実をつけるようです。石垣島でもいたるところで自生しているのを見ることが出来ます。
通常、シークヮーサーは、2月上旬に発芽し、3〜4月に開花、8月下旬から未熟果樹の収穫が始まり、10月からジュース用果実、12月からは生食用として利用されます。
収穫時期をずらすために環状剥皮を行いました。環状剥皮は、樹勢が強すぎて花芽が少ない果樹に対して、枝や幹の樹皮(表皮)を1cm以下の幅で、一周ぐるっと剥いで表皮の中を通っている“師管”という養分の通り道を断ちます。
養分の通りみちがなくなるので、一時的に養分が根にとどかなくなります。それで根の吸肥水活動が阻害され、小枝の伸びがおさえられる一方、枝葉では、同化養分が濃密になるため、小枝の花芽分化が著しく向上し結実するようになります。
うまくやれば剥いだ傷は、やがて元どおりになるので木が枯れることはありません。
また、接木する際の穂木を充実させる時などにも有効な手段です。
料理に利用されるのは、もちろんですが、我が家では、絞りたてのたっぷりのシークヮーサーに、ジンを入れた”ジンシークヮーサー”。
とてもさわやかなカクテルです。
近年、シークヮーサーにがんや糖尿病に効果のあるノビレチンが多く含まれることが発見され、石垣島でも高値で取引されています。