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石垣島レモン

「石垣島レモン」のオーチャードの森
シチリア リモーネの旅(2) ジェラート
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    イタリアでスイーツと言えば、定番のジェラート。

    様々なジェラートを取り揃えたジェラテリアが町の要所要所にデンと構える。しかし、私には、ちょっと甘すぎるように感じる。
    イタリアの若い女性もジェラートが大好き、あの三段腹のスタイルの崩れ方は、このジェラートのせいじゃないかと思えてならない。

    バロック装飾の街ノート。

    ジェラート
    バルコニー一面に細密な彫刻が施されている。中には、グロテスクなものもある。

    ジェラート
    彫刻は見事です。

    ジェラート

    街の入り口、レアーレ門から800mくらいのところにあるカフェ・シチリア。
    ノート
    レアーレ門です。

    街の大通りには、色んなお店が並ぶ。
    ジェラート

    カフェシチリアの名物、リモーネのジェラート(2€=250円)だ。

    ジェラート

    うーん!!
    リモーネのテイストが濃縮だ。他とはちょっと異なる。リモーネの酸味とアイスの甘さが調和した一品です。

    シチリア中の名を馳せているカフェ・シチリア。創業1892年の老舗だ。
    ノート

    その間口は、7〜8mと驚くほど狭い。奥行きもそれほど広くない。この小さな店が、ほかに店舗を広げるわけでもなく、伝統の味を守っている。一つの店舗を守る、堅実な経営が見て取れる。
    マンマも威厳があり、毅然としている。

    カルタジローネ
    カルタジローネの街。

    陶器の階段スカーラ。カルタジローネ

    カルタジローネ

    カルタジローネで食べたリモーネのジェラート(1.2€)。
    いちばん小さいサイズの「ピッコロ、ピッコロ」と叫んだにもかかわらず、大盛りのジェラート。決してまずくはありません。暑い時には、絶好のジェラートです。リモーネの酸味が疲れを取ります。
    気のよいニイニイ(八重山の方言で兄さんのこと)は、「アリガト」と笑顔。
    ふーん!!こんな田舎まで日本人は来るんだなぁ。

    タオルミーナ
    陽光溢れるタオルミーナの街。

    タオルミーナでは、屋台のお兄ちゃんが飛びっきりの笑顔。
    「ピッコロ!!」と叫んで、リモーネのジェラート(1.5€)。
    タオルミーナ
    屋台もかわいい。

    タオルミーナ
    いろんな。種類のジェラート。

    陽光溢れる中でのジェラートは格別。
    内陸のカルタジローネからバスを乗り継いで(待ち時間も含め4時間半くらい)、タオルミーナへ。
    思いっきり伸びをして深呼吸。
    潮風が気持ちいい。

    タオルミーナの街にはジェラートがよく似合います。
    | トピックス | 17:23 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
    シチリア リモーネの旅(1) リモーネ!リモーネ!リモーネ!!
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      リモーネ!リモーネ!リモーネ!!

      シチリア南東部の町シラクーサの郊外。
      溢れるばかりの陽光の中に一面のリモーネ畑。

      リモーネ

      ここシラクーサは、はるかかなたの昔よりリモーネの大産地だ。
      リモーネを色んな調理に利用してきた。果汁はもちろんのこと皮、葉っぱも捨てるところが無い。

      リモーネ
      リモーネの花

      リモーネ
      山積みされたリモーネ


      メルカートと呼ばれる市場では、リモーネが山積みされている。
      元気の良いおじさんに声を掛け一つ買う。
      輪切りにしてもらうと、清清しい香りが鼻腔をついてくる。
      「うーぬ!!リモーネだぁ」

      リモーネ

      そうそう、この一般的には、楕円形の黄色い果実は、英語ではレモンと呼ばれるが、イタリアではリモーネと言い親しまれている。
      リモーネのほうが呼び方としてはぴったりですよね!!

      石垣島に移住して初めて師匠の畑で食したリモーネは、とてもジューシーで香ばしく、それまでスーパーで売ってあるレモンしか味わったことがなく、すごくすっぱく苦手だったのが、レモンのイメージが一挙に変わった瞬間でした。
      後に、これはマイヤーレモンと呼ばれるオレンジとの交配種だったことがわかる。

      リモーネ

      シラクーサのメルカートの外れにあるお店フラテッリ・ブルッジョ。
      リモーネのジャム、ヌガー・・・「昔ながらの味」をモットーに様々な調味料がところ狭しと並ぶ。

      リモーネ

      シチリアはリモーネの産地のみならず、その調理方法や、保存食としての調理の宝庫なのだ。
      調理に関しては、彼らイタリア人はほとんど天才と言って過言ではない。
      その秘伝の味を味わいつくそうと言うのが今回の旅の目的。

      その伝統的な調理を「目から鱗(うろこ)」ならぬ「舌からうろこ」の数々を次回より具体的に紹介しよう。
      | トピックス | 18:00 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
      植物物語〜植物の知恵に学ぶ〜
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        石垣島に移住して本格的に始めた果樹栽培。

        定年退職後の人生。
        体を動かし、頭を使って、何か形を作りたいと思い、行き着いたのが果樹栽培でした。


        植物物語

        しかし、初めて読む果樹の本は難しく、書かれているのは日本語なので、もちろん読むことは出来るのですが、それが意味するものが理解できず、試行錯誤の連続でした。
        何度も何度も読み返し、そして実践。
        師匠のアドバイスなどにより、なんとなく栽培技術も蓄積され、わかってきた昨今です。
        ここまで来るのに5年かかりました。
        (早いのか遅いのか?)

        植物に対し理解が進むにつれ、植物の奥の深さ、そしてその能力に感嘆の日々。
        日頃何気なく接している植物ですが、その生態は巧緻で合理的な生きる知恵に満ち溢れていました。

        植物物語

        当初、植物を捉えようと模索し、色んな書物を探しましたが、なかなか身の丈にあった書物が見つかりません。
        細部まで詳しく説明した本は、多く出版されています。また、栽培方法などノウハウを紹介した本などは多いのですが、私にとって”帯に短し、襷に長し”状態です。初心者に必要なのは、植物をマクロな視点で捉える視点なのです。
        「なぜそうなるの?」素朴な疑問を解消する本はありませんでした。
        そこで一念発起。
        自ら植物を体系的に見つめ、捉えようと思ったのです。それが2年前。

        しかし、作業は難航しました。
        膨大な植物をどのように体系的に捉えるか?
        植物の生態は例外が多く、単純にわかりやすくなっていません。

        そして試行錯誤の末、何とか植物をわかりやすく説明できる講座が出来ました。もちろん、完成と言うには程遠いものだと思います。
        この講座を受講された方々の意見や感想を取り入れ、バージョンアップし進化していきたいと思います。

        オーチャード(果樹)の森で、「目からうろこ」の植物の知恵を考えませんか!!
        興味のある方は、info*tiida-tumoru.comまでご連絡ください。(*を@に変えてメールしてください)

        内容
        第1章 喜びは見出すもの〜ターシャ・テューダーの生き方〜
        第2章 植物とは
        第3章 植物の基本構造
        第4章 植物を維持する力
        第5章 進化の知恵
        第6章 驚異の力
        第7章 生存の知恵
        第8章 遺伝の知恵
        第9章 栄養繁殖〜挿し木・取り木・接木〜
        | トピックス | 08:53 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
        ホワイトサポテの謎
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          ホワイトサポテは、ミカン科の常緑高木で、実生だと樹高は15mにもなるそうです。中央アメリカの高地が原産で、現地では「眠気を催す美味しい果物」と呼ばれているそうです。
          私はまだ食べたことがないので、眠気を催す美味しい果物のイメージがもてません。今から食べるのが楽しみですネエ。

          ホワイトサポテ

          ホワイトサポテの種類には、
          1.子房と柱頭が大きく、雌しべが退化して花粉を有しないタイプ
          2.子房と柱頭が小さく花粉を有するタイプ
          3.子房と柱頭が大きく花粉を有するタイプ
          の3種類に分かれます。
          オーチャードフォレストでは、1のスマザーズと3のモルツビーを植えています。スマザーズ8本にモルツビーが1本です。この比率がよいそうです。

          接木して3年、今年初めて花芽分化しました。
          木の勢いが強いので、接木は容易です。
          ちなみに、接木も易しいものから難しいものまでいろいろあります。
          主枝を45度の角度で伸ばし、主枝から出た側枝を5〜7葉で摘心しさらに側枝を出させ、下垂させてやっと花が咲くようになりました。

          ホワイトサポテ

          今年は、スマザーズの花が2月の中旬に咲き、多くの小花です。
          スマザーズの花が咲き終わって2週間位してモルツビーの花が咲きました。
          完璧に花の時期がずれてしまいました。
          ところが、花粉のないスマザーズに多く結実しました。

          ホワイトサポテ

          上は、スマザーズの結実の様子です。
          花粉がないのに結実する?これはどのように考えればいいのでしょうか?
          しばらくすると、スマザーズの実は、すべて花ぶるい(生理落下)してしまいました。

          下はモルツビーの実、多く結実しましたが、やはり花ぶるいによって数個しか残りませんでした。自然界の競争原理は厳しいですね。
          花粉の有り無しも含め、今後さらにウオッチングが必要です。

          ホワイトサポテ

          ホワイトサポテの実は、糖度が高くアルコール化しやすいと言うことから、加工をするのが楽しそうです。
          また、産毛でしっかりと覆われた葉は、血圧降下作用があるグルコサイドおよぶカシミロシンが多く含まれ、これらはリウマチの鎮痛剤としての効果も期待できるといいます。

          今年は、モルツビーの果実を食べながら、どのような加工に挑戦するか楽しみが膨らみます。


          | 果樹 | 16:44 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |
          アボカドの花
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            アボカドの花がいっぱい咲きました。

            アボカド

            黄緑の花弁に黄色い雌しべの小さな花が多数咲きました。しかし、結果するのは、1万花に1個程度と非常に少ないそうです。
            アボカドの花は両性花ですが、雌雄異熟性です。つまり、雌しべの方が雄しべより先に成熟する性質を持っています。そのため、違う品種を植えたほうが結果しやすいと言うことができます。

            この雌しべと雄しべの活動時期の違いから品種をAタイプとBタイプとに分けています。ティーダとトゥモールのオーチャードフォレストでは、西インド諸島系を中心に栽培しています。

            今年は、花が咲くと同時に葉が変色して枯れて落下する現象が3本の木で起きました。何らかの病気もしくは、肥料のやりすぎかもしれません。4月になって暖かくなると先端から元気な葉が出てきているのでひとまず安心しました。

            アボカド

            新硝が伸びだしたら5節程度で摘心して側枝を多く出させます。
            また、樹高を抑えるために低く誘導することも重要です。

            秋には、500gくらいのアボカドが大量に取れるとうれしんですがネエ!!
            | 果樹 | 11:13 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |